火山ハザードマップとは、過去の噴火履歴やシミュレーションをもとに、噴火時に想定される被害の範囲を地図上に示したものです。火山ごとに作成され、住民や登山者が避難を判断するための基礎資料になります。

マップに示される主な危険

🪨噴石の到達範囲
火口から飛来する大きな噴石が落ちる想定エリア。火口に近いほど濃い色で示される。
💨火砕流・火砕サージ
高温のガスと岩石が流下する想定範囲。谷筋に沿って遠くまで達することがある。
🌋溶岩流・泥流
溶岩や火山泥流(ラハール)が流れ下る経路。河川や低地に沿って描かれる。
🌫降灰の予想
火山灰が積もる想定厚さを等値線で表示。風向きで広範囲に及ぶため都市部にも関係する。

読むときのポイント

  • 凡例を必ず確認:色や記号の意味はマップごとに異なります。最初に凡例を読む。
  • 自宅・職場・登山ルートを探す:自分の生活圏や行動範囲がどの区域に入るか確認する。
  • 避難場所と避難経路:指定避難所の位置と、そこに至る安全な経路を把握しておく。
  • 複数のシナリオ:小規模〜大規模噴火で想定が変わる。最悪のケースも見ておく。

噴火警戒レベルとの関係

ハザードマップと噴火警戒レベルはセットで使います。レベルが上がると規制範囲や避難対象エリアが広がるため、マップでどこまでが危険になるかをあらかじめ把握しておくと、いざというとき素早く動けます。

→ 噴火警戒レベル1〜5の意味を見る(知識ページ)

どこで入手できる?

火山周辺の市区町村・都道府県の防災担当窓口や、各自治体の公式サイトで配布・公開されています。気象庁や火山防災協議会のサイトからも閲覧できます。

⚠ 旅行や登山の前に、訪れる地域のハザードマップを一度確認しておきましょう。
気象庁 火山情報 →cocoyama 火山一覧 →