最後の噴火から300年超

富士山の最後の噴火は1707年(宝永噴火)です。この噴火では江戸(現在の東京)にも大量の火山灰が降り注ぎ、農業・交通に甚大な被害をもたらしました。それから300年以上が経過した現在、富士山は「いつ噴火してもおかしくない」状態にあると専門家は指摘しています。

降灰シミュレーション:偏西風が吹く場合

富士山噴火では、上空の偏西風に乗って火山灰が東〜東北方向(東京・神奈川・埼玉・千葉方向)へ大量に流れると想定されています。

  • 東京都内:最大10〜15cm以上の降灰が想定される地域あり
  • 横浜・川崎:数cm〜10cm規模の降灰
  • 埼玉・千葉:1〜5cm規模の降灰

交通への影響

火山灰はわずか1cmの積灰でも交通に深刻な影響を与えます。

  • 新幹線・鉄道:線路への灰堆積で全線運休の可能性
  • 羽田・成田空港:閉鎖の可能性(エンジンへの灰混入リスク)
  • 首都高速・一般道:スリップ・視界不良で通行不能

ライフラインへの影響

  • 上下水道:浄水場の取水口・配管への火山灰混入
  • 電力:変電設備への灰混入による停電
  • 通信:基地局アンテナへの影響

今すぐできる備え

  • 防塵マスク(N95以上推奨)の備蓄
  • ゴーグル・目の保護具
  • 車・室外機のカバー
  • 食料・水の3日分以上の備蓄
  • ハザードマップの確認(各自治体が公開)