現在の状況
鹿児島県の口永良部島(くちのえらぶじま)では、新岳の火山活動により気象庁が噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を維持しています。2020年の噴火以降、活動は比較的落ち着いていますが、警戒は継続されています。
2015年噴火の記憶
2015年5月29日、口永良部島の新岳が爆発的噴火を起こし、噴煙が高度9000m以上に達しました。気象庁は噴火警戒レベル5(避難)を発令。全島民約130人が自衛隊・海上保安庁の協力で屋久島へ緊急避難しました。これは日本史上初の「レベル5発令・全島避難」の事例です。
現在の規制
- 新岳火口から概ね2km:立入禁止
- 島内集落・農地・港周辺:立入可能
観光・アクセス情報
口永良部島への定期船(フェリー太陽)が屋久島の宮之浦港から運航しています(週数便)。島には温泉や集落の景観など独自の魅力があります。ただし火山規制区域への立入は禁止です。
レベル5発令とはどういう状態か
噴火警戒レベル5(避難)は「居住地域への重大な被害が切迫した状態」を意味し、住民は危険な居住地域から避難が必要となります。2015年の口永良部島がこのレベルに達した唯一の事例です。